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戦争と平和について考えるスタディツアーを実施
ウクライナでの戦争が始まって以来、漠然とした不安を抱いたり、戦争と平和に関心を抱いたりする学生は多いようです。こうした学生のニーズに応えるスタディツアーを8月31日から9月8日まで実施し、教育学科の授業「人間学習8(国際理解教育)」等の履修生や同学科教員および聖心女子大学グローバルプラザ(BE*hive)での展示協力者の9名が参加しました。主な訪問先は、ポーランドのアウシュビッツとビルケナウの強制?絶滅収容所、チェコのテレジン強制収容所とユダヤ博物館、クラクフ歴史博物館(「シンドラーのリスト」で知られる工場跡地の博物館)、フランスのユネスコ本部などです。
学生たちは歴史上の不条理と向き合いながら、言葉を失う場面も多く、〈答えのない問い〉を抱き続けた旅となりました。一方で、プラハでの87歳の生存者へのインタビューや学生の強い希望で実現した帰途の経由地であるパリでのユネスコ本部訪問などを通して力強い希望のメッセージとも出会えた旅となりました。
本年11月23日に聖心女子大学グローバルプラザで予定されている「エシカル?フェスタ」で学生たちの学びの成果を分かち合うセッションを設ける予定です。
報告書はこちらをご覧ください。
(教育学科教授 永田佳之)